技術紹介 [貼り合わせ]

高耐熱ガラス入り樹脂の貼り合わせ

「厚板からの削り出し」とは対照的に「貼り合わせ」という技術を持ちます。
「貼り合わせ」は、「削り出し」が不可能な深部や大きく入り組んだ複雑な形状の具現を可能にします。使用部材は汎用性の高いABSが世間一般ですが、弊社はナイロン(G入り)やPC(G入り)の貼り合わせを承ります。強度確保に最も適切な分割の位置を見極め、切削に入ります。貼り合わせ工程でも各部材別に適した溶剤を用いて溶着し、再び強度を担保しています。
また、端子などの金属部品を樹脂部品でサンドイッチし、正にインサート成形したような「貼り合わせ」に熟練していますが、こちらは次項でご紹介のとおり「樹脂および金属の一括受注」によって厄介な嵌合のトラブルの解消に成功しています。